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身体のバランスは心と細胞に影響するの中で、

 

精神的なバランス、細胞のバランス(内臓)、筋肉、骨格のバランスは全て、切り離せないもの、相互に影響し合っているので、どこか一つのバランスが崩れると、全体に伝わる

 

ということをお伝えしました。既に「身体のバランス~」を読まれた方はお気づきかもしれませんが、「全体に伝わる」ということは、心の状態は、身体と細胞に影響するということです。
 

また、東洋医学では、人間の感情を7つ(喜、怒、思、悲、憂、恐、驚)に分け、それが過度になると、病気の原因(内因)となると考えられています。

 

心の状態をバランスよく保つことは、身体が健康であるためにも、とても重要です。

 

 そもそも感情とは、『環境の変化によって自然に起こる「生体反応』なので、感情自体に優越はありません。悲しいことが起これば、悲しく感じるでよいのです。ネガティブな感情は、生命を維持するための防御反応でもあります。

 

また、感情や思考は、はエネルギー(気)であるともいえます。エネルギー(気)自体に良いも悪いもなく、その上に載っている情報が、怒りや不安などのネガティブなものであるか、反対に、楽しみや喜びなどのポジティブなものであるかの違いです。

 

通常の範囲内であれば、大きな問題とはなりませんが、エネルギー(気)は周囲に伝播します。怒っている人、愚痴っぽい人と一緒にいると気分は良くないし、こちらにそのイライラがうつるということがあります。

 

反対に、明るく楽しい感じの人と一緒にいると、こちらの気分もよくなります。

 

それは、気をもらっているということです。(交流している=それが非言語のコミュニケーションの一つです)

 

感情のコントロールが利かなくなって爆発してしまったら、相手ばかりか、自分自身も傷つけてしまいますし、抑え続けていれば、身体にも影響が出てきます。

 

常にポジティブでいようとか、ポジティブであることがよいと考えがちですが、常にポジティブである必要はありません。


無理にポジティブであろうとするということは、ネガティブなことは良くないこと、ネガティブになった時の自分は良くないといったように、単に何かが起こって疲れてしまっているからネガティブになっている自分自身を否定する、つまり自分自身に優しい態度で接しないということです。それは、他人に対しても気づかないうちに同じように接してしまいがちになるということです。

 

また、ポジティブが続かなくなった時、反対のネガティブへの傾きが強くなる傾向があるので、両方、ほどほどが良いのです。

 

心のケアの大切さは、心理学、脳科学、カウンセリング、健康の分野など、いろいろなところで言われていることです。

 

では、実際にどんな風に心のケアをしていますか?

 

とことん落ち込む、頭の中で解決

食べて気を紛らわす

誰かに話す

運動で発散する

 

など、意識して行うか、無意識的に行っているかに関わらず、心のケアのための行動をとっていると思います。

 

それで、うまく行っているあいだは、一見、問題がないように思えますが…

 

実は、問題が潜んでいます。

 

・悩んでいる時、おそらく、動きは減り、じっと同じ姿勢でいることが多いのではないでしょうか?頭は、悩みでいっぱいですから、身体のことは、忘れがちになりますが、動き制限された状態が続くと、気は滞り、血流は悪くなり、様々な不調が表れます。

 

・人はストレスが溜まると、甘いもの、塩辛いもの、コーヒーなどに手が伸びるようになります。食べ物をエネルギーの補給ではなくて、刺激として摂取するようになるので実は身体に必要な栄養素は足りず、それが長く続くと、身体の不調につながります。

 

・他人に話す。これは、良いことでもあります。その時は、すっきりします。しかし、問題はまだ残ったままということが多いので、話をすることにプラスして、問題解決に向けた方法を探り、少しずつでもなにか行動に変えることが必要です。

 

・運動で発散するというのは、一番良さそうです。これも良い反面、エクササイズもワンパターンに注意が必要です。生活のパターン同様、同じ動きばかり行うと、身体の動きを制限するパターンを作り出してしまうことになりますので、パターン化しないようにすることも大切です。(ex:同じスポーツ、一定のマシーンのみの使用、同じを道を同じように散歩、ジョギングするなど)

 

✔ネガティブなセルフトークに陥ると、なかなか抜け出せない…

 

✔身体に不調が出てきた…

 

✔自分で上手くケアできていない気がする…

 

 こういったことを、感じることが多いのであれば、思考パターンやビリーフシステムの影響を受けにくく、心と体は相互に関わっているという点からも、身体を使ったアプローチ(運動をするなど)の方が効果が出やすいです。

 

しかし、心が納得しないと、運動をしたり、出掛けたりする気が起きない場合や、運動をして、その時はよいけれど、後から、また抱えている問題が思い起こされる場合などは、

 

先ずは、自分の心の状態を整理してみるという、「心へのアプローチ」が効果的となることもあります。

 

日頃から「感情を整理する」習慣を身に着けておくと、心のバランスを適度に保てるようになります。(落ち込んでも、落ち込みすぎないとか、怒りの感情が割と早くに落ち着くなど)

 

「整理すればよい」とは、わかってはいても、感情は目には見えないもの。だから、物を整理するようには簡単にはいかないものです。

 

ですから、一度外に取り出す=紙に書きだして、目に見えるようにすると、整理がしやすくなります。

  

整理して、問題が解決というわけではありませんが、ぐちゃぐちゃ絡み合った感情を整理すれば、何をどうして行こうという次のステップ

に進みやすくなります

 

ではここで、ネガティブなエネルギーをポジティブに変えるワークの一部(感情の整理法)をご紹介します。

 

感情の整理法は➡こちら