✵感情の整理法

まず、 逆腹式呼吸(深呼吸)でリラックスしましょう。

 

✱ネガティブなセルフトークが出てきたら、頭の中がネガティブトークで溢れ、それが繰り返されることを防ぐために、感情を仕分けていきます。

 

①思っていること、感情に関することを全て、書きだします。

 

②「過去」と「未来」で分けます。

 

・ネガティブなイメージ、セルフトーク、感情で、「過去」に関するものに、「過去」と記入します。(過去の「か」、pastの「P」など、自分でわかりやすい書き方でOKです。)

 

・それらが、「未来」(まだ起こっていない、未来に対する不安など)に関するものであれば、「未来」と記入します。(未来の「み」、futureの「F」など、自分のわかりやすい書き方でOKです。)

 

③それらを更に、「必要」か「不要」かにわけます。

 

・いわれのあるネガティブな感情=生命維持のために必要

   …必要

 

・いわれのないネガティブな感情=単なる思い込みや、必要以上に巨大化した悩みなど…不要

 

④過去に関することを更に深く見ていきます。

 

・その出来事の後、あなたにはどんな変化がありましたか?

・その出来事で失ったと思う事(物、人など)は何ですか?

・  〃  で得たこと(物、人など)は何ですか?

・  〃  の後、何か良いことは、起こりましたか?

 

人生で起こる出来事はバランスのもとに成り立っています。マイナスばかり、また、プラスのことばかりが起こるわけではありません。マイナスなことばかりに目を向けがちですが、何かを得ずに何かを失うことはありません。

 

そして、過去のことはもう既に起こっていて、今からどうすることも出来ません。考えても無駄なことなのですが、それでも、思い出して、時には後悔したりするものです。ですから、「今」、過去に対して出来ることは、過去に対する見方を変えることだけです。

 

 

⑤未来に関することを更に深くみていきます。

 

・その状況は、今解決できることか?できないことか?

・その状況にならないためには、「今」何ができますか?

 

未来に関することは、まだ起こっていないことに対する想像にすぎません。未来に関するセルフトークのほとんどは、「不安」という感情を伴います。そして、その不安な気持ちは、単なる準備不足によるものもあります。

 

できることがあるならば、先ずはそれに対して「行動」してみましょう。どうすることもできないこと=考えても仕方のないことなら、とりあえず、放っておくというのも手です。そのうち、どうでもよく思えてくるかもしれませんし、解決策がみつかるかもしれません。

 

✱感情そのものに、良い、悪いはありません。問題は、とらわれ過ぎてしまうこと。整理して、あまり考えこまないことが、大切です。どうしても考えたい時は、時間を短く分けて、散歩など気分転換をしながら。

 

✱上記の整理法は、私が学んだY.E.S(セルフカウンセリング)の一部で、改良を加えたものです。本来は、やり方の説明を加えながら行うものですので、わかりづらい点もあると思います。ご参考になればということで、掲載しています。


✱Y.E.Sのセッションでは、インナーチャイルド(自身の感情の部分)への対処法や、ゴールセッティング、感情のうちの「怒り」に対する対処法を身に着けていきます。


感情はエネルギー(気)に情報が載ったもので、周囲に伝わります。女性はホルモンの変化の影響を受けやすく、感情的になりやすい傾向にあります。変化しやすい感情の部分を、自分で上手に扱う事ができることで、体調不良を防ぎ、自分自身だけでなく、周囲にも、良い気を与えることができます。(引き寄せの法則にもつながります。)


✱体調不良や、気分が落ち込んでいる時など、ご自身で解決しようと、ネットでいろいろ検索したり、本を読んで情報を得る事は有益でもありますが、それにより不安が大きくなったりすることもありますので、ほどほどに。そして、必要があれば、他者(友人・家族・専門機関など)に助けを求めることも大切です。