そろそろ花粉が…花粉とストレスの話

 

もうすぐ2月ですね。既に花粉の気配を感じている方もいらっしゃるようですが、みなさま如何お過ごしですか?

 

ここ数日、1月だというのに春のように風が強く暖かい日がありました。また寒さが戻るんでしょ~と思いながらも、季節は春に向かっているんだなと、ちょっとうれしくなりました。

 

しかし、花粉症の方にとっては辛い季節ですね。

 

日によって、花粉が飛んでいる量も違いますので、辛い日、楽な日があるのではないでしょうか?花粉の量は、自然次第。マスク、メガネをかける、鼻うがいに、薬…いろいろありますが、外部環境を変えるにも限界がありますよね。

 

花粉症だけでなく、アレルギー症状というのは、身体の内部環境をが整っていると…?表に出る症状も小さくなります。

 

風邪に対しても同じですよね。体調が良い時は、風邪のウイルスが入って来ても、すぐ外に追い出すことができます。

 

花粉や他のアレルギー症状だけでなく、肩こり、腰痛などのほとんどの慢性疾患の発症にはストレスが関わっているという研究結果が出ています。

 

そうなると、『ストレスに負けないように身体を整えたら、症状も小さくなる。』

 

と、言葉にするのは簡単ですが、実際は、簡単には治らず困っているから、みなさん色々な方法を試されるのだと思います。

 

お薬は、対症療法で、元の原因を治しているのではないとわかっていても、飲みたくなるのは、効き目がわかりやすからですよね?

 

鍼灸などの施術で…となると定期的に継続する必要があります。また、ご自身で食事(白砂糖を減らす、グルテンを含む小麦粉製品の取り過ぎを見直す等)や運動などの生活習慣に気をつけるとなると、効果的ではありますが、こちらもまた「継続する」必要があります。

 

更に、習慣化して、効果を感じるまでに時間がかかるので、効果が出る前に途中で諦めたくなる率が高いのだろうということが推測できます。

 

時間がかかると諦めたくなって、さらに、ストレスは増え…と「負のスパイラル」からなかなか抜け出せず…。

 

でも、抜け出したい…ですよね?

 

そうなると、一見遠回りなようですが、やはり、「絡んだ糸をほぐしていくような作業」が必要になってくると思います。かかる時間も短くはないので、「焦らず行こう」という心構えも必要になってくるかもしれません。

 

また、多くの慢性疾患に関係しているとされるストレスを考える時に切り離せないのが、「心のこと」です。「ストレス発散させて忘れてしまおう!」と言いたいところですが、一旦、ストレス発散の前に、先ずは、「感情に気づく」というプロセスが実はとても大切なのです。

 

楽しそうではないですよね?

 

辛い気持ちを持っているのは辛いし、思い出して心が痛むのは誰でも嫌ですから、避けたくなる気持ちは良くわかります。そうして、「自分にとって好ましくない気持ち」は、こころの奥に仕舞いこまれてしまっています。

 

でも、その「好ましくない感情」を奥深くに追いやって、普段はそのこと自体すっかり忘れていても、それは時々、表面に出てきています。私たちの意識に、「気づいてほしい」と色々な「不調」として身体に表れてきます。

 

不調がない時に、「さて、好ましくない感情に気づこう」といって、わざわざ痛い思いをしたい人はいないと思います。それに、既に奥深くに仕舞いこまれているので、思い通りに表には出てきてはくれないでしょう。(催眠などを使えば出て来るかもしれませんが、ここで言う、自身で気づくということは、通常の状態で、気づく=顕在意識に上がってくるということです)

 

ですから、不調が出ている時だからこそ、こころにも目を向けてほしいなと思うのです。

 

ではどうしたらよいか?

 

忙しい時こそ、不調でどうしようと思う時こそ、深く深呼吸して、身体に意識を向けてみましょう。

 

どこが、どのように痛みますか?

 

今、どんな気持ちですか?

 

不調を改善したい、自分一人では、なかなか難しい、そんな時はお気軽にご相談くださいね。✉